クリアフォルダのバリエーション　ファイル・バインダーをオリジナルの使い方で便利に活用

A4

ビジネスで用いられる資料の多くはA4ですので、最もよく利用されているサイズです。報告書や提案書など、ほとんどの書類の保管に適しているので汎用性に優れます。また、ビジネスだけでなく、ノベルティグッズのサイズとしても好まれています。大きさとしては、220mm×310mmです。

A5

A4の二分の一に相当する大きさです。ハンドバッグに入るため、書類を持ち運ぶ際に適したサイズといえます。大きさとしては、153mm×220mmです。

A6

A5よりもさらに小さく、ポストカードほどの大きさしかありません。持ち運ぶ際曲げたくない書類の保管に活用でき、ばらばらにならないため紛失防止にもなります。大きさとしては、110mm×158mmです。

B4

大学ノートを見開いた時の大きさとほぼ同じです。ポスター・書類などの保管に適しており、ビジネスマンだけでなく学生にも需要が高いサイズといえます。大きさとしては、270mm×375mmです。

B5

通勤バッグに入る大きさで、雑誌の付録として入っているクリアフォルダは、だいたいこのサイズです。ルーズリーフを保管するサイズとしてもピッタリですので、研修で学んだ内容をメモした書類を収納するのにも使えます。大きさとしては、192mm×270mmです。

ポケットごとの違い

名刺ポケット

名刺ポケットが、ファイルの前面もしくは後面に付いたクリアフォルダです。書類と一緒に名刺を配る必要がある場合に重宝します。

シングルポケット

見開いた時に、どちらか片方のページにポケットが付いたタイプです。書類をポケットに収納できるので、紛失防止に役立ちます。

ダブルポケット

シングルポケットとは異なり、見開きの両方にポケットが付いています。書類をより多く収納したい場合に適しています。

用途ごとの違い

2辺開き

2辺開きのクリアフォルダは、ポピュラーなタイプです。あらゆる用途に使用でき、透明なものであれば、書類を挟んだままコピーを取れます。

レール式

スライドバーに書類を固定するタイプです。本に似た感覚で使用できるので、マニュアルや企画書としての使用に向いています。

封筒型

封のできるタイプです。沢山の書類を保管する際に便利ですし、郵送にも対応しています。ひもで閉じるタイプもありますので、重要書類を入れるクリアフォルダとしても適しています。

会社のことが一目でわかる一冊として

新入社員の方にとって、自社の組織図、各部署の役割やメンバー構成、就業規則など…勤務先のことを覚えるのは、当たり前のこととはいえ大変なものです。そこでファイル・バインダーとクリアフォルダを組み合わせて活用してみてください。自社パンフレットや新入社員向けに共有された冊子をクリアフォルダに、その後ろに続くように詳細な資料を綴ることで、新入社員の方が把握すべき内容が明確になります。また、新入社員の教育履歴として、人材育成ノウハウの蓄積にもなるのではないでしょうか？

重要なマニュアルをファイリング

取り扱い商材や業務内容によっては、社内の業務フロー＋法令も合わせて把握する必要があるもの。例えば人事・労務を担当する部署であれば、社員の有休に関する書類のテンプレートや業務フローをクリアフォルダに、有休に関係する法令資料をファイル・バインダーに綴っておくと、業務の体系的な理解がしやすくなります。

顧客一覧と顧客ごとの詳細を一つに

経理部門の業務をご担当されている方であれば、その年度ごとの顧客一覧や関連書類のテンプレートをクリアフォルダに、顧客ごとの帳簿をファイル・バインダーに綴るのもおすすめです。年度ごとに「どのくらいの数の顧客と取引があったのか」と「それぞれの顧客との取引履歴」を紙ベースであわせて残しておきたい場合に役立ちます。